酵素で生きる。

自然治癒力。免疫療法。酵素栄養学。ガン治療。癌活。 Well-Ageing。Quality-of-Life。

理に適った食事。


急がば回れ。


雀百まで踊り忘れず。



先人たちの言葉・ことわざ・故事には


幾千年もの知恵や知見、明知によって引き継がれてきた


「理」が存在している。



理に適ったこと。


先日、とある先生から聞いたお話を。



「日本食」には、理に適った健康法で出来ている。


農耕民族として、狩猟民族よりも短い「消化器官=腸」。


風土土壌に合わせて育む「栄養素」たる食物。


代表的な事例は、「発酵食物」であると。


醤油に味噌、納豆に漬物・鰹節などなど。


発酵菌によって、香りよく、味わいよく、更に栄養価も高く。


美味しく、健康的で、保存食になる。


何千年もの間、日本ではこうした「発酵食品」が育まれてきた。


世界的にも、韓国のキムチや、イタリアのアンチョビなど。


現代のように医学や科学的な知識がなくとも、暮らしの中で脈々と伝えられ、

発展しながら継承され続けてきた。


日本では、野菜を中心とした食文化が育まれ、近代まで続いてきた。

ここ50年ほどで日本人の食生活は一変する。

食の西洋化。

身長や体重でも小柄な日本人が、今日ではどうだろうか?

その差は歴然と変わりつつある。


しかし!その食生活の変化は、この50年間で劇的な事変を引き起こすことになる。


「食生活の変化に伴う病気の発症」ということだ。


イメージ的に、アメリカは肉食で野菜と摂らない。方や、日本では、日本食で

野菜も豊富に摂っていると思いがちだ。

現実はまったく異なっている。

日本が欧米的な食事になり、アメリカではより健康的な食事を摂取しようと

試みた成果が、「ガン発症率」で明らかになった。

この30-40年間で、ガンの発症率が高かったアメリカが、今では日本よりも

ガン発症率が減っているのだ。

にも拘らず! 日本では右肩上がりの増加の一途である。


原因は?  「食生活」以外にない。


古来から日本では、「酵素」の元となる食物を摂取してきた。それこそが、

世界遺産登録にもなった「日本食」である。


これが・・・有名無実化しているのだ。


理に適った食事法である「日本食」。


されど、西洋化された食事がメインとなった今では、日本人でありながら

日本食をちゃんと摂取しているのは極希である。



日本人の消化器官は、西洋人のそれと比べて短い。

なのに・・・食事は西洋式がメインになると?

消化器官は自ずと、オーバーワークになるしかない。

消化酵素もたっぷり注がなければならない。



必然的に「体内酵素」の過不足に陥るのだ!


酵素自体は栄養素ではないものの、摂取した栄養素を分解して

吸収するための「不可欠な媒体」なのだ。


それが不足するということは?

いかにたくさんの栄養素を摂取したところで、吸収できないことになる。

ここがヤバイところだ。


総じて「免疫力」の低下は防ぎようがなくなるのだ。


こうした循環が、ここ40年近く放置されたまま我々は生きてきた。


結果・・・アメリカよりもガン発症率が高い!という結果である。


本来、理に適った食事を摂取していたにもかかわらず、

僅か40年ほどで、これまでの英知の結集である「酵素」の働きを

無視した食生活のおかげで、「ガン大国」にまでなったのだ。


改めて、先人たちの「理に適った食事法」には敬意を払おう。


さぁ。 どうしましょう。

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