リスクとコストと投資。
健康管理を「リスク」「コスト」「投資」面でどう捉えるか?
1:「リスク」
免疫力ばりばりの10代~20代ならまだしも、加齢とともに確実に
「免疫力」は低下する。
ガン細胞にしても、20代から知らぬ間に育んできた悪性細胞が
10年~20年を経て、40代を過ぎた頃にポツリポツリと増殖を始める。
体内免疫力の低下で、ガン細胞と戦う能力が日々低下しているからだ。
働き盛りの年齢で、寝不足やら心身ストレス、そして荒れた食生活など。
免疫力が低下する事由にいとまはない。
加齢とともに免疫力は低下し、病気が発症するリスクは確実に高くなる。
2:コスト
果たして健康診断レベルでどこまで高い精度で調べられるだろうか?
会社の検診や、自治体による検診。
最低限の検診でしかなく、精度は低いものだ。
但し、それでも血液検査などで異常を発見し、精密検査のきっかけに
なるという効果は十分にアル。
たとえば、PET検診。そう、ガンに特化した検診。
これだと、保険適用がなくて約10万円前後の費用を要する。
精度は高くなるが、どのくらいの人がこれを年間で受診しているだろうか?
重篤になる病気が告知されて初めて、事の重大さに気がつき右往左往。
だいたいみんな同じだ。
どうして俺が?なんで私が?と。
誰だってガン細胞は持っているという意識に欠けているのだ。
その発症を押さえ込んでいるのは、自分の免疫力なのだから。
早期発見にかかるコストと、それが発見されてからのコスト。
社会保障や保険の充実とは言いながら、現実は厳しい。
唐突に頭が真っ白になる状態で、知見もなにも機能しないまま、
医者の言いなりとなる。
発見・発症してからのコストの捉え方と、
常時発症をさせないためのコストの捉え方。
コスト面では、長期視野で物事を見る力が必要となる。
3:投資
株式や先物取引。土地や金融商品のような投資は、景気とともに
右肩上がりだ。
その投資には、業者任せによるやりかたは少ない。
自分自身での情報収集や情報分析が不可欠だ。
では、自分の健康や家族の健康についてはどうだろう?
国の保険制度に依存?民間保険に依存してないだろうか?
知り合いの方に、小規模ながらも会社の役員の方がいる。
投資(金融商品)にも長けて、なに不自由なくの生活を保っている。
しかし!
突如、肺がんが発見された。
治療には医者が全てだ。信じるものは医者。医者頼みとなる。
にもかかわらず、選択肢はがん三大療法のみ。その上、十分な効果すら
得られないままの状態が続く。他の治療法の選択肢など全く考えず、
只管医者のいうとおりとなっていた。
放射線治療を続けるしか術はない。淡々と医者は告げた。
ここで初めて!このままでは死ぬ。何か別の治療法を・・・と決意するが
すでに1年以上も経過していた。
現在彼は、リンパ循環療法を試みている。主治医には内密に。
事由は、その治療法を選択するならどうぞ。もう何もこっちでは
しないから・・・・と相談したときに言われたそうだ。
その治療法は、1クールで200万円くらいのコストになる。
しかも、高額故にまだまだ効果が実証されたとは言い難い。
何もしないよりはいい。という判断からだ。
治療法は投資ではない。
個人投資家のプロだった彼が、自分の投資はしてこなかった。
局所対応。
自己投資とは、勉学であれ美容であれ、育毛であれダイエットであれ、
自らの意識の高さが必要だ。
情報は氾濫しているが、そこから必要な情報を手に入れるためには
自らの情報判断力=選択眼が求められる。
手遅れになる前に。
40を過ぎたらまず、自己免疫力の低下をしるべし。
そして、認識した上で、自分に適した対処法を早く見出し
実践するしかない。
人任せではいられないはずだ。
加齢とともに「劣化する」。 さぁ、劣化に対して何をすべきか?
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