酵素で生きる。

自然治癒力。免疫療法。酵素栄養学。ガン治療。癌活。 Well-Ageing。Quality-of-Life。

癌活02

最近、特にTVメディアで「ガン治療」に関する番組を取り上げている。


健康という括りは視聴率が取れるからではあるが。


されども。TVはTVであって、それが正しいとは限らないもの。


いろんな思惑が見え隠れしているのが現実だ。


「これで癌は治る!」などと言えるはずが無い。

多種多様・千差万別であって、どれとしてもまったく同じなどという

治療法はないからだ。ひとりひとりの個性と同じで、ひとりひとりの

ガンも違っているんだから。


不都合なことは良く起きている。


第四ガン治療法として注目の「免疫細胞療法」。

自分の免疫力を培養して、体内に戻す仕組み。


このところあちらこちらで目にするようになった。

個人的には、どれも説得力に欠けるのだ。

自信の無さが垣間見えるような気がする。

「理論上」ではの話・・・としか・・・ね。


いかにも!これで治るぞ!的な煽り方ではなく、

難しい言葉とともに先端細胞技術を淡々と説明しているが、

どれもこれも根本理論は同じである。



これからは、最先端治療の「免疫細胞療法」と謳うが、

その実績はあまりにも乏しい。でも、あまり触れられることは無い。


実に高額となる。1クール(3ヶ月)で200万前後から。

ま!自由診療ということで全額患者負担である。


「生き延びたければ、最先端の技術を。」

「高額だけど、生き延びたいでしょ?」


そんな勧誘の声に聞こえるのは著者だけだろうか?


これら「免疫細胞療法」の医師は、寧ろ研究者であり、博士そのもの。

そこに、治療する医師としての姿勢・人間らしさを感じられない

実証のための実験研究の域を脱し得ない感すらある。

人体事例収集作業中という印象すら・・・漂っている。

患者の顔を見ていない。データしか見ていないと感じる。


数値とのにらめっこ。

数値でしか測れないということなのだろう。

ゲーム感覚ってのは・・・いやだな。


効果が上がらなければ、今度はこれ!という感じで

1クールごとに品変え提案するが、確証はないのだ。

また、3ヶ月経てしまうのだが・・・。

やってみなけりゃわかんない!3ヶ月待ったら、もう三ヶ月!

緊急事態なのに、それでいいのかな・・・。

治療費むしりとるだけ取ってるような気がするけど?



これを否定するものではない。

副作用も少ないし、効果さえあがればすばらしいと思う



「免疫細胞療法」をショートの守備位置に。

守備がため。 高ギャラなショートだ。活躍を期待したいものだが。


実は、このように併用治療する方が増えているらしい。


三大治療の「抗がん剤」と、免疫細胞療法の組み合わせとか。

「放射線治療」に免疫細胞療法とか。


肝心なのは、いつから同時並行できるか?


ここで問題が。 従来の治療と免疫療法の情報交換がされていないこと。

患者は、生き延びるための術として、「免疫療法」を併用したのだが、

主治医と相談していたわけではない。個人の判断での併用である。


双方の医師が、異なるベクトルで治療するわけだが、うまく機能していないようだ。


主治医による治療A。

個人判断で併用した治療B。


考えてみよう。この治療併用で改善が見られたら?

治療Bの医師は、正当性を主張し、事例としてアピールするだろう。

そして、既存治療からのスイッチ(変更)を高らかに謳うことになる。

もはや、医療ビジネスの粋だが。自由診療だしね。


かたや、併用でも改善どころか悪化した場合には?

治療Bの医師は、既に手遅れ状態だったと述べるだけだろう。

折角改善でアピールできる事例が出来るはずが、

事例自体が無くなった事で沈黙を守るのである。

知らん振りでもあるまいが・・・。大人気ない。


正解は無い。


患者はあらゆるサバイバル方法を模索する。

主治医を信用していないからではない。


最終的には、「自分の身は、自分で守る」ということだ。




癌活で、守りのシフトについて考えてきた。


サードが、三大療法(手術・抗がん剤・放射線治療)


ショートが、免疫細胞療法(免疫強化治療)


その他の守備陣。

◆免疫療法(免疫力アップ施策)

◆食事療法

◆温熱療法

◆低放射線治療

◆腸内環境治療

◆栄養食品サプリ

◆その他 星の数ほど数多に存在している


ガン治療には、ガン守備陣のチームワークで望む。


つまり、 併用の併用ということ。


ガンの特性にも、個々人の特性にも影響されて

これが効く!という特効方法は定まってない。


どのパターンになろうとも、布陣を敷くということに尽きる。

ある意味では、確率というものかもしれない。


監督はあなた自身。コーチは家族友人。

情報収集は、監督自ら行うのがよし。

キャプテン(主治医)は監督が指名すべき。




*ベースフェーズ   即効性に欠けるが最重要パーツ

1.そもそも、免疫力低下によりがん細胞が暴走・増殖

2.免疫力向上のためには、栄養補給以外にない

3.栄養補給するにしても、分解・吸収できる「腸環境」の整備

4.食事療法(根気を要す・・・摂ってはいけない食物に特化)


★腸内環境を再整備・・・栄養吸収できる腸にする

 → ガン対峙に於いて、体力が勝負どころ

 → 栄養を分解吸収できるように。


★栄養補給は、口径出来る物と即効性を重視する

 → 生野菜からの摂取には時間がかかりすぎる

 → 阻害剤のない、健全な栄養補給を。



がん細胞の状況によっては、即対応での腸内環境再生が望ましく、

食事療法などの普段の生活での改善では間に合わないこともある。


悠長な場合ではないのだ!


☆緊急腸内環境再整備+栄養補給分解吸収力アップ=免疫力+基礎体力


これが出来て、やっとがん細胞との直接対峙段階に移ることになる。


基礎段階ができていなければ、直接対峙の段階で体力が足りなくて

木っ端微塵にされることがあることを認識すべし。悲惨なシナリオになる。



*直接対峙フェーズ  即効性がなにより優先


直接段階は、相当のエネルギーを要し、体力あってこそ対峙できる。

直接対峙に於いては、栄養吸収が困難を極める状況になるということを認識すべし。


★チーム編成会議    直接対峙は有限時間(短時間での決戦)

対戦相手(がん)の特徴分析は?

どのメンバーで望むべきか?

キャプテン(主治医)はだれにするか?

どれだけのスタンス(治療時間軸)で対峙するか?

控えメンバー(代替治療法)は揃っているか?


三大標準治療を中心とした治療方針の場合は、

体力の低下=免疫力の低下が真っ先にあらわれる。

その部分を薄くしておき、他のメンバーによる治療法と

うまく併用することが出来れば、体力低下という事態を避けることが

出来るかもしれない。


医学界の権威であろうとも、「自己免疫力」自然治癒力を説明できないのだ。


どういうメカニズムで免疫力が発揮されているのかすらわからない。


先に記したが、「切る・盛る・射る」はどれも免疫力を低下させる。


免疫力を高めることが出来れば、ガン細胞だって自然消滅するかもしれない。


なのに!治療法では、その免疫力を下げてしまうものばかりなのだ。


なんという矛盾だろうー!



免疫力を保持しながらの治療方法。


これが即効性があればなによりなのだ。


自分の身は自分で守る時代。


虚偽・誇張の治療法はいくらでもある。


尤もらしいことばかり言う治療法もいっぱいある。


ひとごとなのが・・・・一番むかつくのだ!



12ヶ月という有限の期間で、どのように立体的に作り上げるか!?


ほとんどの医師は、栄養学すら学んではいない。無知である。

そこに、基礎体力たる免疫力や腸内環境整備優先という意識が

乏しいのもよくわかる気がする。



攻撃と防御は表裏一体であるべき

だと思う。



明日、がん告知を受けるかもしれない。


著者の場合、各フェーズと治療法の選択は概ね準備してある。

キャプテンも指名してある。


しかしながら、完璧とはいえない。


あとは、その精度を高めるだけに専任すればいい。


例え、準備が出来ていようとも、「頭は真っ白」になるはず。


そのときには冷静な判断も、精巧な情報収集も手遅れになる。




あなたは、がん告知されたら


医師に対して、

「私はこうガンと対峙する=治療法の選択」といえますか?


キャプテン(主治医)の責任は大きい。


されど、監督の責任は「自分の命」そのものを決定付ける。



「癌活」ということ。


二人に一人の時代だからこそ。


遅いということは無いはず。


「癌活」の準備をしておきましょう。





それにしても、胡散臭いガン治療法ってのがやたらと多いなぁ。

ミシュランのように、信用ランキングでもつくってもらうかぁー!

(よくある名医図鑑などは、広告ですから!)


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