連鎖反応。
一昨日、とある番組でガンに効く食材として「にんにく・大蒜」が
いいという専門医の発言があった。
元となる情報は、アメリカにおけるデータらしい。
翌日には、スーパー店頭で「ガンに効果覿面・にんにく」という
コーナーまで出来たとか。。。。。。
以前、「発掘!あるある大辞典」という番組があった。
実によく構成された番組だったのに、不祥事で打ち切りとなったのは
残念でたまらない。
この視聴率の高い番組は、まさに翌日の「売り上げ」を大きく作用する
指針として、小売業者は崇め奉っていたそうだ。
番組で取り上げられた「食材」は、確実に普段の2~3倍も売れたらしい。
店頭では独自のPOPを創り、特売コーナーまで設置していた。
社会現象にもなっていたはずなのに・・・。
効果効能などでは、俗に言う捏造やら過大評価も横行していたと聞く。
情報は全て正しい!という思い込みがこうした社会現象を生む。
話は反れるが、朝日新聞事件だって、報道当初は誰もがその信憑性を
疑ってこなかった。撤回までに20年も要した。
テレビや雑誌・新聞などのメディアは、情報収集の宝庫であるには異論は無い。
ただし! その情報を鵜呑みにするにはあまりにも危険すぎる。
やはりここでも、「選択眼」の力が求められるということだろう。
数多の情報の中から、適切な情報を選択する。
ネットやSNSで、言いたい放題の情報が氾濫している今。
適切な情報を選択することは、とても難しいのかもしれない。
何が本当に必要なのか?
何を摂るべきなのか?
自分自身で、「本質」を見極めなくてはならない。
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