人間は一本の管。

人間は一本の管である。

著名な作家の言葉。

ご存知だろうか？

代謝酵素と消化酵素を。

酵素自体の絶対量は、加齢とともに減少の一途。

その酵素の働きは、一本の管の中で「栄養吸収」の

要となる。

消化酵素が足りなくなると、代謝酵素として働くべき酵素が

消化酵素として応援に回らなければならない。そうすると、

必然的に「代謝機能」の酵素は少なくなる。理路整然とした話だ。

一生懸命体内で「消化作業」に費やされてしまうと、代謝機能は

後回しにされてしまうのだ。

真っ先に見捨てられるのが・・・髪の毛。

白髪になるのは、代謝酵素が足りなくなり、見捨てられた結果だ。

皮膚の衰えだって然り。

消化と代謝。　酵素はこのふたつの働きに懸命なのだ。

有限である酵素。　無尽蔵に体内で生成されるわけが無い！

ましてや、クスリの服用やストレス、過食や糖分の過摂取などで、

酵素の働きを阻害する「抵抗勢力」ばかりなのだ。

体内生成できない酵素は、それらの足りない部分を補うしかない。

人間は一本の管である。

生野菜の酵素成分を栄養素とともに摂取することで、十分に賄うことが

出来ればそれでいい。しかし！それは出来ない。それだけの生野菜を

毎日毎日摂取できるはずもない！

そうなると、効率的に「酵素」を摂取する方法しかない。

それこそが、「酵素サプリメント」だ。

もう一度考えてほしい。

様々な必要栄養素がある。食物から摂取できるものばかりだ。

にも拘らず、サプリメントとして「栄養素」を摂取しようとする人が

殆どではないか？

人間は一本の管である。

栄養素をサプリメントで補うことに、何ら否定するものは無い。

しかしながら！！！！！

栄養素を摂取する前に、栄養素を消化吸収できるための媒体

「酵素」は足りているのか！？

肝心の酵素が無ければ（足りなければ）、栄養素の補給は無意味だ。

人間は一本の管である。

その「酵素」があるかないか？　吸収できるようなカラダかどうか？

それこそが、最優先で考えなければならないことだ。

どうしても、「栄養素補給」に限定して走ってしまう心理はわかる。

だからこそ、問いたい。

人間は一本の管である。

消化吸収なくして、栄養素の意味はない！ということを。

消化酵素と代謝酵素。

犬にチョコレートや玉葱類を食させると、死に至ってしまう。

事由は明確だ。

「それらを消化吸収する酵素自体」を持ち合わせていないからだ。

消化吸収するということは、ナノレベルの分子にまで分解するということ。

それができないと・・・・・死んでしまう。

極端な話だが。

犬でも猫でも、家で飼っているペットの食事。

栄養価満点の加工されたペットフードで溢れている。

見るからに美味しそうなものだし、味もいい！

そうした栄養満点のドッグフードのおかげで、

年々犬や猫の寿命も伸びている・・・・らしい。

反面！！！！（ここが問題）

食生活からくる「病気」にかかったペットで溢れているのも事実だ。

これは、人間と同じ現象なのだ。

ある先生は言う。

「生肉だけの食事」にしておけば、犬だって20年～30年は生きると。

かくして、人間もペットも「飽食による食生活」で、病んでいるのである。

著者である私も、愛犬をメラノーマという悪性腫瘍(ガン）で亡くしている。

（別の機会で、メラノーマについては記したいと思う）

人間は一本の管である。

そして、

人間は考える管でもある。