デザイン。
デザインを考える。
ぴん!でも記してきたが、秀逸なデザインによる
モノやサービスで溢れかえっている。
それは、サイトのデザインというところにも多大な影響を
与えていると思う。
パッとサイトのトップページを見た瞬間で、閉じたくなる衝動に
駆られてしまうサイトデザインも多々あるけど。
デザインやネーミングってのはとても大事だ。
それぞれが「価値」をわかりやすく伝えなければならない。
説明するのではなく、極端に短い文字の中や、一瞬垣間見る
間でのパッケージ訴求など。
実に見た目でかっこいいデザインのものが増えたと感じる。
しかし!
どれもこれも・・・って感じは否めないどころか、
差異すらわからないじゃん!
ってところまで来ていると思う。
ネーミングも然り。
外来語をカタカナ表記で多用するのは、日本は長けている。
広告やIT業界の言葉など、半分以上が外来語によるものだ。
いっそのこと!英語でしゃべれ!と言いたくもなる。
なんとなく・・・こんな感じで~~って誤魔化すときに、
このカタカナは便利に出来ているのだ。
なんとなくわかったような錯覚に陥れてしまうのだ。
知らないのが・・・後ろめたいような威圧感をも与えるのが
このカタカナなのだ。
そして、英語も米語、仏語・伊語に蘭語、スペイン語までと・・・・
日本語に入ってきている外来語は実に多国籍なのである。
話を戻そう。
サプリメントのネーミングとパッケージについて。
並べられると・・・・どれも同じだ。
私は**が得意です!という効果をアピールするような
語りかけてくるものが全くない!
ただただ・・・・
きれいにスマートに上品にレイアウトされているに過ぎない。
ネーミングにしても、その殆どが英語表記だったりする。
ここは・・・アメリカか?ロンドンか?シンガポールか?
高級感訴求のつもりなのだろうか?
規制によるマニュアル化なのか?
メーカーは全て同じだった!ってオチでもいいんじゃない?
中身はチープなのに、パッケージだけは素晴らしい!
そんな印象を受けるものばかりである。
胡散臭さを・・・ごまかしているように。
すごく廉価なのに、販売価格が高いから
高級感を最大化してみました!って
ラベルにかいてあるようなもんだ!
「ぴん!」「ぴん!2」で記したブランドとは違うのだ。
健康を支援するという愚直なまでの誠実さがなければ
怪しいサプリメント・・・・という烙印を押されてしまうのだ。
輸入品?と勘違いされるほうがいいと思っているのだろうか?
ワールドワイドに売るために、敢えてそんな表記デザインなのか?
そういえば。
タバコのパッケージは両面とも 1/3のスペースには
健康を害しますよ!というワーニングスペースを義務つけられている。
そのせいで、オシャレ感は台無しになった。
まさしく、商品名は英語表記で、ワーニングは日本語で!
バランスは取れていない。
イギリスでは、そのうちにタバコブランド名すら記載するな!という
法律が成立するらしい。
話を戻す。
ネーミングや社名にしても、本人たちだけはわかっているつもりだが、
一般の購買層となる人が読めなくては言語道断じゃない?
いったい・・・・何屋さんなんだろうと・・・・。
いったい・・・どこの国の会社なんだろうか・・・・と。
ブランドコミュニケーションを長年行い、知名度があるところは別かもしれない。
シャネルであろうとも、エルメスであろうとも、カルティエでもね。
でも!!!
それらの正確なスペルで書けるひとって・・・少ないと思うよ?!
こんなデザインレイアウト!って印象でしか記憶していないから。
老舗の・・・代々の商品が、この度フルパッケージ変更しました!
って残念なことだと思う。
親しまれ、愛されてきた名前を変えるというのだから。
出世魚か?
あっさりと時代の流れですから・・・・と変更などして欲しくはないものだ。
しっかりとひと目でわかるような工夫で、代々引き継いで欲しいと願う。
日本語の商品名を、アルファベットにするだけでも意味がわからない!
せめて、ダブル表記でしょ!?
日本語を縦軸にしてロゴ扱いデザインでもいいんじゃない?
培ってきたブランドというものを軽々しく、ぞんざいに扱っては欲しくないのだ。
昔ながらのデザインには、培ってきた歴史と信頼が詰まっている。
外見にお金をかけず、中身にしっかりとお金をかけている。
そんな見方もするのだ。
差別化。
大切なことだ。
高級感を演出ばかりに気をとられていたら、本質すら見えなくなるのではないか?
もっと培ってきたネーミングやらロゴを大切にしたリニューアルを
念頭において対処してほしいものだ。
パッケージデザイン・ロゴデザイン・ネーミング・カラーリング。
どれをとっても、「価値」がちゃんとシンプルに伝わることが大切だから。
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